非常に興味深い仕上がりでした。
ロングモーン LONGMORN 1984-2013 28yo Montgomerie's #3213 46%
SHERRY WOOD
香りは華やかで心地良い、青リンゴキャンティ、キウイ、じわじわと桃など多彩なフルーツ、乾いた穏やかなモルティ。
飲んでも穏やかで多彩なフルーティ、青リンゴキャンディの甘味と良い酸味、優しく染み込むモルティとその旨味、心地良い余韻。
【Good/Very Good, Interesting】
2013年にボトリングされた、モンゴメリーズのロングモーン1984、28年熟成の46%加水ボトルです。
モンゴメリーズは最近ボトルをほとんど見ませんが、たぶん現在日本に正規の代理店が無いんだと思います。
今回のロングモーンは1984というちょっと珍しい気がするヴィンテージですが、非常にスペイサイドらしい華やかなフルーティさがありました。
ロングモーンだとわかって飲んだとしても、トロピカルフルーツがあまり感じられないものの十分にフルーティさがある70年代半ばから後半くらいのヴィンテージを予想すると思います。
ロングモーンは原酒の味が変わったと言われがちですが、加水と長期熟成、そして少しの瓶内変化があれば80年代以降でもこういう70年代っぽい仕上がりになるんだなと感じました。
これまでリリースされたものの変化や、今後のリリースにも注目していこうと思います。
#ロングモーン (LONGMORN)