今年2本目のカーチェスはバイセンテナリーと同スペックでした。
ラフロイグ LAPHROAIG 15yo OB CAIRDEAS for FRIENDS OF LAPHROAIG 43%
First fill ex-bourbon barrels
香りはオレンジピールとアプリコットジャム、淡い桃、炭を炊いたような煙と魚介の燻製、バニラクリームとオーク。
飲むとやや粘性あり。オレンジクリーム、コクのある甘味、魚介の旨味、オークのタンニン、塩気あり、強い燻煙、余韻まで力強い。
【Good/Very Good】
毎年恒例でアイラフェスの時期にフェスボトルもかねてリリースされる、フレンズオブラフロイグ向け(といいつつ最終的には全世界向け)のオフィシャルボトル"カーチェス"ですが、今回フェスの時期に出たものとは別にリリースされました。
今回のものは15年熟成の43%加水で、裏ラベルによると2001年前後の蒸留とのことです。
バイセンテナリーにボトリングされた15年と同スペックでしたが、味は結構違うように感じました。
やや濃縮感のあるフルーツやバニラやクリームといった要素、そして魚介の燻製や炭っぽさのある強いスモークなど、主張の強い香味成分が多異様に感じました。
比較すると、ややボトラーズのラフロイグに多いフルーティさだったバイセン15年より全体に重くパワフルでコクがあり、樽が効いていてオークの主張が強いというイメージでした。
バーボンバレルの特徴が強く、今のオフィシャルスタンダードの系統の15年熟成として興味深いリリースでした。
#ラフロイグ (LAPHROAIG)