プレーンでSMWSに散見される香味でした。
オスロスク AUSROISK 1978-1991 13yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 95.1 58.3%
香りはフレッシュシトラスと淡く青リンゴキャンディ、生姜、フレッシュさを残したモルティ、樽感は薄くプレーン。
飲んでもプレーン、ジワジワとスパイシー、シトラスと強いモルティ、クリアでクセのない味わい、度数のわりにライトボディ。
【Good/Very Good】
スコッチモルトウイスキーソサエティから95番=オスロスク1978、1991ボトリングの13年熟成です。
1番表記ですから、ソサエティの詰めた最初のオスロスクということです。
樽の影響が少ないプレーン系のモルトで、70年代後半蒸留の15年前後の熟成となると、ケイデンヘッドの緑瓶やこのSMWSを連想します。
このSMWSのオスロスクもその例に漏れない香味でした。
フレッシュな柑橘に生姜っぽさを伴う強いモルティがあり、スパイシーですがあまり引っ掛かりのないクセのない香味です。
ハイプルーフで熟成感もそれほどなく、そのぶんモルティさが前面にでているのにそれほど旨味が伴っておらず、度数のわりにボディが軽かったことなどは、蒸留所の個性なのかもしれません。
やや玄人向けとはいえもちろん美味しいのですが、複数本飲むときにどのタイミングで飲むべきなのか迷う酒ですね。
この1杯は、三越前のIANさんでいただきました。
#オスロスク (AUCHROISK)