MENU

グレンタレット 1976-1986 オフィシャル 58.7%

まだまだ暴れん坊でした。

 

グレンタレット GLENTURRET 1976-1986 OB 58.7%
 

香りは力強い、滋味深いモルティさが豊富で旨そう、ドライオレンジ、麦わら、樽感が薄くプレーン。
飲んでも力強いが香りよりこなれたテクスチャー、噛み応えのある麦の旨味がかなり強い、少し蜂蜜感のあるコクのある甘味、奥からクリーミーさ、プレーンで麦々しい余韻。

【Good/Very Good】

1986年にボトリングされた、オフィシャルのグレンタレット1976です。
およそ12年熟成で、80年代ボトリングのオフィシャルとしては珍しいカスクストレングスです。

樽感が薄い短熟ハイプルーフというスペックに加え、チルフィルタリングもしっかりやってあるのか、瓶内で30年以上経ったとは思えない生き生きした香味です。

まだ荒々しささえ感じ、これもチルフィルの影響か複雑さは決してありませんが、滋味深い麦芽の美味しさをストレートに味わうことができました。

香りの印象よりはこなれた味わいだったことや、奥からうっすらとクリーミーなニュアンスが顔を覗かせているあたりは、瓶詰め後の変化ではないかと思われます。

逆に言うと、詰めたては相当ヤンチャで荒い香味だったのかもしれません。

 

#グレンタレット (GLENTURRET)

この記事を書いた人