このタイプのスコシアは結構あるのかもしれません。
グレンスコシア GLENSCOTIA 2006-2017 11yo OB for CAMBELTOUN LOCH AND SHINANOYA #357 56.9%
one of 210 bottles
香りはジンのようなボタニカル感、少しケミカル、フレッシュライム、青いメロン、ミント、青リンゴキャンディ。
飲むと香り同様にジンのニュアンス、やや人工的な青リンゴキャンディ、ハーブ、ほどよい甘味と酸味、強めの塩気、余韻は長くないが気持ちが良い。
【Good/Very Good, Interesting】
有楽町キャンベルタウンロッホさんと信濃屋さんが選んでボトリングしたグレンスコシア2006、11年熟成のシングルカスクです。
最近、スタイルを大きく変えたのかクリーミーで濃厚な甘味のあるタイプが多かったスコシアでしたが、前回ご紹介した蒸留所限定ボトルはジンっぽいニュアンスがあって興味深いものでした。
そして今回のリリース、飲む前はどちらかというと前者のタイプを予想していたのですが、ジンぽっさがあって完全に後者でした。
つまりは、先日の蒸留所限定ボトルが特別な樽というわけではなく、こういうタイプもそれなりにあるということだと思います。
作りが完全に違うのではないかと思うほど香味もテクスチャーも異なるような気がしていますが、このボトルにはブリニーさがしっかりと感じられ、キャンベルタウンモルトらしさは強く感じられました。
スプリングバンク同様、昔の設備を使ってバラツキのできそうな手作りっぽさを感じるつくりの蒸留所ですが、スプリングバンク以上に謎の多い蒸留所だと思います。
#グレンスコシア (GLENSCOTIA)