突き抜けたフルーティに驚かされました。
グレンリベット GLENLIVET 1975-2010 34yo SCOTCH MALT SALES CELTIC-CROSS 46%
one of 153 bottles
香りは強い熟成感のあるエステリーなフルーツ感、洋ナシや熟しすぎたマクスメロン、少しオレンジオイル、芳醇。
飲んでもエステリーで強い熟成感、オレンジオイル、じわじわと強まるパイナップル系のトロピカル感、優しいコクのある甘味と渋味のあるオークのタンニン、度数よりボディが残っており長めの余韻。
【Very Good】
スコッチモルト販売さんが2010年にボトリングした、グレンリベット1975、34年熟成です。
ケルティッククロスは加水のシリーズだったと思います。
このボトルは初めてではなかったと思いますが、香味はそれほど印象に残っていませんでした。
しかし今回飲んでみると、非常に熟成感のある多彩なフルーティさが炸裂しており、香りからは熟したマスクメロン、味わいにはトロピカルフルーツが強く感じられました。
それでいて、加水のわりにボディも保たれており、かなりハイレベルな加水長熟モルトでした。
熟成年数などのスペックの表記がないボトルでしたので、今回スペックを調べたのですが、当時12000円台で販売されていたようです。
当時は、同じ系統でもダンカンテイラーのカスクストレングス長熟度数落ちなども安く売っていたのでさほど話題にならなかったのかもしれません。
今の感覚で改めて飲んでみると、長熟度数落ちのカスクストレングスよりも、今回のリベットのようにボディの残った状態で加水されたもののほうが同じくらいの度数でもボディを感じるようにも思います。
#グレンリベット (GLENLIVET)