オーキーでリッチな樽感とハウススタイルが主張してきました。
アバフェルディ ABERFELDY 18yo OB #133 53.8%
bottled in 2016, one of 648 bottles
香りは熟したオレンジ、バニラ、蜂蜜とワックス、オイル、しっかりめのオーク、滋味深いモルティ。
飲むと粘性のある口当たりから芳醇に広がる、オレンジオイル、バニラ、蜂蜜のコクのある甘味、モルティな旨み、強いオークとそのタンニン、リッチな余韻。
【Good/Very Good】
昨年ボトリングされたアバフェルディのオフィシャルシングルカスク、18年熟成です。
2016年ボトリングなので、1998年くらいの蒸留ですね。
こないだ飲んだウイスキーショップ向けと同じラベルですが、今回のものがどこに向けたシングルカスクなのかは不明です。
リッチで良いバーボン系の樽感で、オレンジオイルやバニラ、リッチなオークが強く主張してくるのと同時に、ハウススタイルであるねっとりとコク深い蜂蜜や、強いモルティさが感じられました。
生木っぽい嫌味は無くとても高級感のあるオーク感なのですが、個人的な嗜好としてはやや樽が強くタンニンがうるさいところが若干引っかかりました。
ポテンシャルはかなり高いものを感じますので、今後そのあたりが穏やかになり、樽感と原酒の一体感が出てくるともっと飲み心地が良くなると思います。
#アバフェルディ (ABERFELDY)