やや強引でしたが仕上がってました。
ベンローマック BENROMACH 2008-2016 OB for JAPAN WHISKY RESEARCH CENTRE #407 59.9%
one of 248 bottles, Frist Fill Bourbon Barrel
香りはオレンジオイルとリッチで強めのオーク、バニラ、若いモルティ、ナッツクリーム、奥からピート。
飲むとじわじわとスパイシー、オレンジ、バニラ、蜂蜜の甘み、若いモルティ、タールを伴う強めのピート、モルティと強めのオークが長めに残る。
【Good/Very Good】
ベンローマックが最近ウイスキー研究所向けにボトリングした、ベンローマック2008、およそ8年の熟成です。
スペイサイドモルトとしてはかなり短熟ですが、よく味の出るバーボンバレルに入っていたようで、オレンジオイルや蜂蜜っぽさなどのらしい要素が、強いオーク感と共にしっかりと感じられました。
そのためかモルティさの中の若々しさは結構マスクされているように思いました。
また、タールっぽさを伴うピートも結構効いていたのも印象的でした。
樽感やピートでやや強引に仕上げた感もありましたが、この熟成年でこの仕上がりはなかなかのものだと思います。
#ベンローマック (BENROMACH)