やはり70年代アードベッグは魅力的ですね。
アードベッグ ARDBEG 1973-2000 27yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask 50%
one of 228 bottles
香りはシトラスやレモン、乾いた麦感、クールで鋭い金属感、砂利っぽいアーシー、藁とそれを燻したようなスモーク。
飲むとじわじわと舌に染み込む麦の旨味、スパイシー、シトラス、藁、甘味はサラリとしていて柑橘の酸味あり、やはり強い金属感と強烈なスモーク。
【Very Good】
ダグラスレインが2000年にボトリングしたOMCのアードベッグ1973、27年熟成。
さっぱりした柑橘のニュアンスに現行のアードベッグにも感じるような金属感やクールなニュアンスが70年代だともっと顕著に感じられます。
藁をいぶしたような独特の強いスモーキーフレーバーや砂利っぽいアーシーさも特徴的で、経年変化で舌に染み込むようなテクスチャーがあったのも好印象でした。
甘味はさらっとしており柑橘系の酸味もしっかりめに感じられ、ピートの強い余韻は長く残りました。
70年代前半のアードベッグは絶滅危惧種と言えるモルトになってきていますし、この個性は他に代えがたいので、飲む機会を大切にしたいと思います。
#アードベッグ (ARDBEG)