樹液っぽさが意外でした。
グレンリベット GLENLIVET 1972-1991 18yo CADENHEAD Authentic Collection 53.7%
香りは素朴な強い麦感とまったりしたフルーツ、アプリコットジャムと淡く樹液やワックス、生姜とハーブ、シナモン、心地良いオーク感。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、アプリコットジャムと樹液、ややかみごたえのある麦の旨味、コクのある強い甘味、優しく引き締めるオーク、長く心地良い余韻。
【Very Good】
ケイデンヘッドのオーセンティックコレクションから1991年にボトリングされた、グリーン瓶のグレンリベット1972、18年熟成です。
グリーンケイデンらしいあまり味付け感のない樽感で素朴な麦感が生かされたボトルなのですが、香りにおいても味わいにおいても、やや樹液っぽさやワックスのニュアンスがあったのが印象的でした。
クライヌリッシュやクレイゲラキに特徴的な個性ですが、リベットに感じたことはほとんどないように思います。
麦の旨味は当然のようにしっかりとあり、甘味にもコクがあり美味しいです。
樽感は強くないのですが、同様のスペックのグリーンケイデンの中では、比較的リッチなオーク感が感じられるタイプでした。
#グレンリベット (GLENLIVET)