ローズバンクのボトラーからのリリースも少なくなってきました。
ローズバンク ROSEBANK 21yo Speciality Drinks (THE WHISKY EXCHANGE) 55.1%
one of 498 bottles
香りは青リンゴ、オレンジやバニラ、心なしかバラのフローラル、乾いたオークと麦感、淡く蜂蜜。
飲むとスパイシーな口当たり、青リンゴやバニラ、フローラル、少しコクも感じる甘味と淡い酸味、キレがあるエッジの効いた余韻。
【Good/Very Good】
スペシャリティドリンクス(ウイスキーエクスチェンジ)のリリースしたローズバンク21年です。
逆算すると1995年あたりの蒸留ということになるのですが、ローズバンクは1993年に閉鎖されています。
なので、あえてスコットランドでは特別な数字であろう21年表記にしたのだと思われます。
本数も多いのでバッティングでしょうか。
エクスチェンジのボトルはシリーズによって詳細にデータが記載されているものとそうでないものが混在しています。
このラベルは私は初めて見るもので、ローズバンクのイメージを重視した美しいものですね。
肝心の内容ですが、バーボン樽のローズバンクにしばしば感じる、青リンゴやバニラが強めに感じられる香味でした。
蒸留所とラベルのためか、ちょっとバラっぽいフローラル感も拾ってしまいました。
スパイシーな口当たりで甘味は強くなく、美しいキレのある味わいでした。
結構な高額ボトルですが、だいぶ希少になりリリースも少ないですから仕方ないところでしょうか。
寂しいですが、ニューリリースのローズバンクが飲めなくなる日は近いのかもしれませんね。
#ローズバンク (ROSEBANK)