わりとピートが少ないスプリングバンクで好きな味でした。
スプリングバンク SPRINGBANK 21yo OB for THE WHISKY EXCHANGE "WHISKY SHOW 2016" 54.1%
one of 120 bottles
香りは華やか、オレンジオイルとバニラ、少しりんご、淡く焦げ感のある厚めの麦感、ピートとダシはうっすら、リッチ。
飲むと少しスパイシーで口の中でざらつくようなテクスチャー、プラムジャムやオレンジマーマレードのコクのある甘味と引き締める優しい渋味、潮風、麦の旨味、淡いミネラルとピート、ブリニーさも穏やかだが余韻は長く心地良い。
【Good/Very Good】
今年のウイスキーショー2016向けにウイスキーエクスチェンジがボトリングしたスプリングバンク21年です。
ボトルには表記がありませんが、エクスチェンジのサイトにはオフィシャルボトルと書かれています。
21年ですから、逆算すると1995あたりの蒸留ということになります。
90年代のスプリングバンクは、特に後半に顕著になるようにも思いますが結構ピートの効いたものが多く、モノによってはロングロウと区別がつかないようなものもあるように思いますが、今回のリリースはピートがあまり強くなかったのが印象的でした。
また、ミネラリーな感じやブリニーさも比較的穏やかだったように思いました。
その代わりフルーツ感はわかりやすく出ており、コクのある甘味や麦の旨味も堪能できました。
華やかでスムーズなスプリングバンクで、時間が欲しいなと思いがちな他のリリースに比べると開栓初期から飲み心地の良いタイプだと思いました。
#スプリングバンク (SPRINGBANK)