まとまって飲み心地の良い90年代スプリングバンクです。
スプリングバンク SPRINGBANK 1993-2009 BBR #195 46%
香りは皮付きオレンジ、しっかりめに残った麦感、淡く蜂蜜、塩素と強いミネラル、奥からピート。
飲むと優しい口当たり、やや粘性あり、オレンジと蜂蜜、優しいコクのある上品な甘味と酸味、ミネラル、強めのブリニー、スモーク。
【Good/Very Good】
BBRが2009年にボトリングした、スプリングバンク1993、およそ16年熟成の加水ボトルです。
加水で瓶詰め後約7年の時間経過の影響もあってか、少し粘性があってこなれた印象です。
フルーツ、麦感、ミネラルやピートといった要素がバランスよく溶け込んでいる印象で、しっかりスプリングバンクらしさも感じます。
オフィシャル・ボトラーズ問わず、リリース直後はややまとまりが悪い印象を持つボトルが多いスプリングバンクですが、加水のおかげかこのボトルはすでにまとまりが出ています。
恐らくは、カスクストレングスのリリースも、最終的にはこんな感じでより高次元で美味しくまとまってくると予想しています。
#スプリングバンク (SPRINGBANK)