私が大好きなタイプのボトラーズラフロイグです。
ラフロイグ LAPHROAIG 1993-2005 12yo SPECIALITY DRINKS #2431 55.2%
one of 311 bottles, Bourbon Cask
香りはシトラス、バニラ、パルメザンチーズ、銀杏、抹茶の粉末、若いが落ち着きも感じる麦と植物感、少しダシっぽさ、スモーク優位のピート。
飲むとグレープフルーツとその綿、バニラ、麦の旨味、強烈に凝縮して粉っぽい噛み応えがある、上品さのある心地良い甘味と酸味、オイリーな余韻。
【Very Good】
スペシャリティドリンクス(ウイスキーエクスチェンジ)のボトリングしたラフロイグ1993、12年熟成です。
香りはボトラーズのファーストフィルでないバーボンカスクらしい柑橘系のフルーティさが前面に出たタイプで、銀杏や粉末の抹茶などの凝縮して粉っぽい味わいを期待させる要素が強く感じられました。
もちろんピーティなのですがヨードはそれほど強くなく、全体には樽も強くなくクリアなニュアンスもあります。
飲むと期待通りの粉っぽい凝縮感を伴っており、噛み応えのある旨味の濃い味わいで、少し瓶内変化の影響もあるのか刺々しさもなく、上品な甘味と柑橘系の酸味のバランスも良かったです。
この熟成期間でも完璧に仕上がっており、ボトラーズタイプのラフロイグに私が期待する典型的な香味があります。
このタイプの突き抜けたものは1993ヴィンテージに特に多いのですが、同ヴィンテージのJACK&JACKのものや、ドラムランリグのものと共に記憶に残るシングルカスクです。
#ラフロイグ (LAPHROAIG)