MENU

ボウモア 1968-1999 31年 シグナトリー #3820

久しぶりに飲むと、やっぱりボウモア60年代は特別だと思います。

 

ボウモア BOWMORE 1968-1999 31yo SIGNATORY #3820 44%
one of 252 bottles

香りは華やかで強い、非常に陶酔感のあるフルーツ、パッションフルーツ、グレープフルーツのわた、ライチ、桃、白ブドウ、淡くワキガっぽさ、穏やかなピート。
飲むと柔らかな口当たりから華やかに広がる、香り同様の非常に陶酔感のある多彩なフルーツが爆発的に広がる、上品で果汁っぽさもある甘味と酸味、ジワジワとピート、フルーティで陶酔感のある余韻。

【Very Good/Excellent】

シグナトリーが1999年にボトリングしたボウモア1968、31年熟成です。

香りの最初から、60年代ボウモアらしい非常に陶酔感のあるフルーツ感が炸裂しており、パッションフルーツやライチなどのトロピカルフルーツ、グレープフルーツの綿や白ブドウなど、期待通りの多彩さです。
奥からピートも主張し、それに加えてたまに60年代ボウモアに感じるワキガっぽいセクシーなニュアンスも感じられたのが印象的でした。

飲んでも香り同様の陶酔感で、果汁っぽい好ましいニュアンスとそれにぴったりな甘味と酸味があって素晴らしい味わいでした。
ダンカンテイラーを中心に、この手のボトラーズもののボウモアは、素晴らしい陶酔感のあるフルーツと引き換えに少し儚いボディの軽さを感じるものが多いのですが、これは厚みこそありませんがそこまで軽さは感じませんでした。

家で開いていると軽さを強めに感じたりありがたみが薄れてしまいがちですが、久しぶりにBARで飲むとやっぱり素晴らしいなぁと思いますね。

ボディがなくとも1杯の満足感をしっかりと感じられるモルトです。

 

#ボウモア (BOWMORE)

この記事を書いた人