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ニューリリース:グレンバーギー 1997-2015 17年 GM RESERVE ウイスキーフープ向け #8577

驚きのフルーツ感でした。

 
※写真撮り忘れのため、写真は自宅のボトルです。

グレンバーギー GLENBURGIE 1997-2015 17yo GM RESERVE for THE WHISKY HOOP #8577 56.2%
one of 189 bottles, Refill Bourbon Barrel

香りは華やかでフルーティ、桃や洋梨、オレンジ、バニラ、強めのオーク、ココナッツ、クリーム、奥からフレッシュな麦感。
飲むと最初滑らかでジワジワとスパイシー、やはり強くフルーティ、桃とパイナップル、熟したオレンジ、フルーツのほどよい甘味と酸味、強めのオークと引き締めるタンニン、口内にまとわりつくオイリーさのあるフルーティな長い余韻。

【Good/Very Good】

ウイスキーフープから2月に頒布されたGMリザーブラベルのグレンバーギー1997、17年熟成です。

香りの最初からかなり華やかで、桃や洋ナシなどのフルーツ感がかなりしっかり主張してきました。オレンジやバニラ、オーク、そしてココナッツなどバーボンバレル熟成らしい要素もしっかりと感じられました。

飲んでみるとじわじわとハイプルーフらしい刺激も感じますが、やはり香り同様に桃系のフルーツ感がかなり強く感じられ、パイナップルっぽさが追加されたような印象でした。
フルーティな甘味と酸味も心地よく、オーク感は強めですが生木っぽいエグ味はなくタンニンが味を引き締める程度に感じられました。フルーティさに少しオイリーさも伴う長い余韻も良かったです。

スペックから想像しなかった、華やかなフルーティさを持つグレンバーギーで、バーボンバレルのニュアンスが強めにある一方で、そういうタイプに多い生木っぽいニュアンスはセカンドフィルのためかほとんど感じず飲み心地が良かったです。

また、近年のフルーティさが強調されたモルトにはケミカルなニュアンスが伴うことが多いのですが、それもなく、とてもよい仕上がりでした。

どちらかというとウイスキーフープよりも信濃屋さんで出てきそうなタイプだと思いましたが、こういうものもたまに頒布してくれると楽しいですね。

 

#グレンバーギー (GLENBURGIE)

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