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近年リリース:ハイランドパーク 1984-2013 28年 ダグラスレイン エクスクルーシブディシジョン #9968

ダグラスレインらしからぬエステリーな熟成感のあるハイランドパークでした。

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1984-2013 28yo DOUGLAS LAING EXECUTIVE DECISION #9968 HIGHLAND PARK 1984-2013 28yo DOUGLAS LAING EXECUTIVE DECISION #9968

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1984-2013 28yo DOUGLAS LAING EXECUTIVE DECISION #9968 48.5%
one of 133 bottles, Hogshead

香りは甘やかなプラムやオレンジのリキュール、淡く桃、薄めたカラメル、奥から素朴な麦感、バニラ、ナッツ、リッチさも感じる。
飲むと熟成感のある強いフルーツ、エステリー、洋梨、パイナップル、少しクリーム、フルーツケーキ、奥から裏打ちするようなピート感、甘味は上品で強くない、ほどよいオーク、意外にさらりとした余韻は綺麗だが長くはない。

【Good/Very Good】

ハンターレインと別れた後のダグラスレインの高級レンジ,エクスクルーシブディシジョンからハイランドパーク1984,28年熟成です。

香りはそこまで特徴的なもので貼りませんが,ある程度熟成感のある熟したフルーツやカラメルやナッツ,素朴な麦感も感じられわりとリッチなものでした。

飲んでみると香り以上に熟成感を感じるエステリーさを伴った多彩なフルーツが感じられ,クリーミーさともあいまってフルーツケーキのような系統のニュアンスも感じました。
らしいピートは奥の方から味わいを裏打ちするように主張してきましたが,意外とさらっとしていて香りから想像したようなハイランドパークらしいボディが厚いタイプではありませんでした。

味わいにおいて長熟らしい多彩かつ華やかなフルーツ感が非常に印象的でしたが,これはボディと引き換えに得られることが多く,このボトルも例外ではないように思いました。
しかし,このタイプは味わい以上に香りにその華やかさを感じることが多かったのですが,今回はむしろ味わいにそれを強く感じたのが興味深かったです。

飲むタイミングによっては香りも相当な熟成感のあるタイプとして感じることもあるのではないかと思ったサンプルで,また時間をあけて飲んでみようと思いました。

 

#ハイランドパーク (HIGHLANDPARK)

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