土佐の高知。
南海の名城高知城へ続く追手筋にあるひろめ市場。
市場には、大きな屋台村と、普通の土産物屋と、申し訳程度に日用品売店が混在するが、主体は屋台村である。
昼食時。
市場のど真ん中に、テーブルと長椅子を並べた大きな広場は、この混雑。
なかには昼間から土鍋を囲んで、宴会している地元若者もいた。
その広場を取り囲むように、間口一間半ほどの店が並ぶ。
土佐の地酒試飲コーナー。
一升瓶を逆さに吊るした設(しつら)えが、粋だね。
1ショット100円で試飲ができる。
看板には、
”土佐の地酒” 飲みくらべてみいやあ!
アテは土佐名物、ワラで焼く鰹のタタキ。
醤油でなく、塩でいただく。
調理がシンプルなだけに、「鰹そのもの」の美味さがガツンときて、鰹の一番美味い食べ方だ。
はらんぼ(はらみの炙り)や酒盗も美味くて、酒がすすんで困る。(笑)
夕刻。
バー開店。
屋外デッキになっていて、右手は道路。(右端に丸いバス停が見えるでしょう)
翌朝、日曜市をぶらぶらしたあと、ひろめ市場へ行くと、開店し立てだという時刻から地元の人たちが宴会していた。
写真を撮ったのは朝10時過ぎ。
夜ではない、念のため。
「朝から酒盛りしても、誰も咎めないひろめ市場は、酒好きな土佐人のオアシスだ!」
とは、相席した老人の名言(迷言?)である。
#BAR以外の店