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余市原酒 2011年3月

余市原酒 2011年3月
先月の小樽滞在の最終日に余市蒸溜所に行きました.
(旅行初日の余市閉館の記事のあと,旅行から帰ってきてこの記事を掲載する予定でしたが,事情により遅れてました.というか,下書きだけ書いて,既に掲載しているつもりになていて,今日まで未掲載ということに気づきませんでした.)
 
旅行の初日ならのんびり滞在できたのですが,最終日は帰りの飛行機の関係で短時間の滞在でした.蒸溜所に着くなり,初訪問以来お世話になっている蒸溜所の方に面会に行き,関西から持参のお土産を渡して,大雪の日の出来事を話してました.観光バス駐車場の除雪が追いつかなくなって,閉館を決めたとのこと.滅多にないことらしいです.氏のご厚意で,特別なのを少しだけ味見させてもらいました♪
 
 その後,有料試飲ブースへと向かい,蒸溜所訪問の最大の目的である,現在発売中の原酒のティスティングをしてきました.5年から25年まで,全てをオーダーして順に香りと味を楽しみました.
 
 
原酒5年(活性樽)
 500ml、樽番号405414 アルコール度数 63%
  香りはすっきりしていて,ミント系です.飲んでみると,甘みや華やかさがあります.この甘味は穀物様の甘みですね.フィニッシュはメロンラムネのような味でした.
 180ml、 こちらは試飲しませんでした.香りのサンプルがあったのでそれを試した感じでは、500mlのとほぼ同じ香りだったように思います.
 
原酒10年(新樽)
 500ml樽番 407510 アルコール度数 60%
  香りはウッディな香りで,味は,重みのある濃厚な味わいです.フィニッシュは砂糖菓子を焦がしたような感じで,やや苦味がありました.苦味がなければなぁと思います.
 180ml樽番 407515 アルコール度数 60%
  香りはミントとか,木片のような感じで,味はバニラから,やや林檎へと.フィニッシュはスモーク系で,濃い紅茶を思わせる物.個人的には500mlよりはこちらが好みです.
 
原酒15年 (シェリー樽)
 500ml、180mlとも、樽番号 400243 アルコール度数 62%
  香りは紹興酒に漬かった干し葡萄ですね.
  味は,甘みがあって,スモークな感じでわるくないです.フィニッシュは火薬のような感じです.
 
原酒20年 (新樽)
 500ml、180ml とも 樽番号 112800
  アルコール度数 56%
  香った感じは,子供の液状風邪薬のようなのを最初に思いつきました.少し苦手な香りです.
  味は、まずトップにバニラがあって,その後甘みが来る感じ.
 フィニッシュはやはり甘みがあってバニラキャラメル様.最初の香りがもう少し好みの香りだったら良かったのですが,
 
原酒25年 (バーボン樽)
 500ml 樽番号 308817 62度
  香りは湿気た木材を燃やした香り(雨の日に焚き火をしたときのような...)でした.
  味は,甘さがあるのですが,それがなんというか長く放置したお菓子のような感じです.(これも、伝わりにくいかもしれません).フィニッシュはやや最後に芳香剤のような香りを感じてしまいました.
 180ml 樽番号 308861
  香りは華やかなお花の感じ.ややスモーク系です.味は残念ながら500mlとあまり変りませんでした.あえて言うなら180mlの方がマシだと思います.
 
 
 全体を通して今回の訪問では,私としては特に好みのものは無しでした.
飲んだ中からどれか一つを選ぶとしたら,10年の 180ml の方(樽番号 407515)です.
 
長熟ものの中にはもしかしたらもう少しゆっくりと時間をかけて飲めば,香りの変化を愉しめるものがあったのかもしれませんが,そこまで時間をとって試飲できなかったので、仕方ないです.
 morucoは、5年が良かったとのこと.私からすると,少し熟成感不足が気になったのですが・・・.
原酒15年は濃いシェリー樽仕上げのウイスキーが好きで,特にゴムではなく硝煙系の香りが好きな方にはいいかもしれません.
 
試飲後には,お土産を買い込んで帰路につきました.

#蒸留所見学

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