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Tomintoul, Balblair, Ben Nevis

昨夜は京橋のバーへ.店に着くと,いきなりマスターから,この店の他の常連さんからの贈り物があるとのこと.但し,条件はブラインドでって事でした.この方はご自分が以前に収集していた頃のボトルを順次あちこちのバーに持ってきているようで,以前に他のバーで Bowmore を飲ませて頂いたり,今は封印ボトルとなっている Black & White などがあります.今回はいったい何を持ってこられたのか見当もつきませんでした.

1杯目,後味に特徴があり,若干麦の香りを感じました.はっきり言ってさっぱり判りません.ただ,なんとなく思ったのは,現行の商品ではなさそうな感じだったのです.ふっと思ったのが The Glenlivet でした.味は今のGlenlivet とは異なってたのですが,以前のやつをずーっと置いてたらこんな感じになるのかなぁなんて漠然と思っただけです. 後で答えを聞くと Tomontoul でした.このボトルは見かけたことがありますが,口にするのはこの日が初めてでした.

2杯目はオイリーな感じでスパイシーで,色がゴールド.どこかで飲んだような味.しかし全然思い出せません. GLENKINCHKE ではと思ったのですが,これが大間違い.Balblair でした.そうです,以前に東京で飲んだものでした.どうも私は,北ハイランドのモノをなぜだか,GLENKINCHKEと答えてしまう傾向があるようです.

3杯目は,ウッディーな感じがあり,お菓子のような微妙な後味が少し残りました.一瞬ジャパニーズかと思ったのですが,若干のパフュームっぽさが最後に出る感じがあり,違うかなぁと.これもさっぱり判りません,あてすっぽうで Ben Nevis と回答.マスターが意外そうな表情をするので,「あっコレも見当違いなんだ」と思って,続けて別のを答えたのですが,結局は Ben Nevis で合っていたようです.

お祝いのプレゼントで3杯も頂けてありがたかったのですが,ブラインドじゃない方がいいですね.

ところで,この店のカウンターで今の旬の話題と言えば一冊の本.
その名も「鼻ほじり論序説」.
ビールやワインの歴史についての書籍を書店で探していたマスターが,たまたま見つけて買ってきたようです.
この本の話で盛り上がりながら, Linkwood, Glenmorangie Artisan Cask,Brora などを飲んで帰りました。

#京橋/天満橋

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