最近買った本がコレ.リチャード・キレーン著,岩井淳,井藤早織 訳の 「図説 スコットランドの歴史」(彩流社) [原書名 “A SHORT HISTORY OF SCOTLAND” ] です.少し前にインターネットで書籍を検索していてたまたまこの本を見つけて,興味深いタイトルだったので取り寄せてみたのです.
内容は,先史時代から、ケルト人の到来,キリスト教の伝来,王国の成立,宗教改革といった中世から,産業革命といった近代までをカバーしていて,短く簡潔にまとめた31の章で構成されています.
巻末には,各分野の文献リストや,王室系図,スコットランド史の年表が丁寧にまとめられていて,本文の理解を助けてくれます.
スコットランドの歴史については,ウィスキーエキスパートやウィスキープロフェッショナルといったウィスキーコニサー試験の受験の際に一通り勉強したのですが,どちらかというとそれぞれの出来事を順を追ってなぞった程度であって,いまひとつつながりが分かってなかったので,スコットランド史を簡潔に概観できる入門書的な感じの書籍を捜していたのです.
そういう意味で,私がちょうどこんな本を読んでみたいと思っていた通りです.
しばらくの間,電車の中ではこの本を楽しみます.
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