この前の小樽滞在中のことを少し.小樽に行けば,行くバーはいつものところです.着いた初日からちょこっとした関西からのお土産を持って伺いました.
カウンターに案内されて,バックバーを見ると未開栓のボトルが3本.うちの2本は見覚えのあるボトル.MARS MALT GALLERY 1991 と 軽井沢のルージュカスク です.この老舗のバーが25周年を迎えられたという案内を頂戴していたので,昨年12月にお祝いにと送ったものでした.お正月にでも飲んで,すでに空になっているかもと思っていたのですが,開けずに置いておられたようです.残りの一本は 余市1988 でした.こちらも我々が来るまでは開栓しないとお客様に宣言されていたとのこと.そこまでやって頂けるのは何とも嬉しい気持ちもしますが,このボトルを飲みたくても眺めるだけしか出来なかった皆様には申し訳ないように思います.
いつもは1月頃に小樽を訪れるのですが,昨年の訪問時に大雪にあって大阪伊丹空港発新千歳空港行きの飛行機が新千歳空港に着陸できずに伊丹に戻ってくるというアクシデントに見舞われたため,1ヶ月遅らせて2月にしてたので(遅らせても帰路の飛行機は欠航しましたが・・・・・・)ホントに長期間にわたってバックバーの中央に未開栓のボトルが鎮座するという状態になってしまったみたいです.
で,開けないと他の方が飲めないって事で,我々が余市1988を,マスターと若手バーテンダーさんはそれぞれマルスモルトギャラリー1991と軽井沢ルージュカスクをそれぞれグラスに注ぎ乾杯を♪
カウンターにいらしたお客様でこれまで長い間ボトルを眺めるだけだった方もこの日には飲んでおられました.
で,肝心の余市1988の個人的な感想ですが,去年の1987よりはこちらの方が私の好む味です.でも、1986の方がよかったと思います.
ちなみに,贈った2本ではマルスの方が皆様の評判は良かったです.私も同感ですが.
余談ながら,この小樽のマスターにはこの後、当初予定の滞在期間はもちろんのこと、帰路の飛行機の欠航でさらに2泊の延泊を強いられた時にも大変お世話になってしまいました.このお礼は来年にでも.
#飲み歩き