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The Glenlivet PERFUME

熊野からの帰りにバーによると,b氏やウィスキープロフェッショナルのJ氏(この方は,WP試験のティスティングの点数が私よりも圧倒的に高得点だった方です)などがいらっしゃるではないですか.というわけで,マスターと moruco と私の合計5名で,you様のプレゼント企画で頂いた,The Glenlivet PERFUME のティスティング会を急遽開催することになりました.

そもそも,パフューム香は苦手な私.なのに、”パフューム”と銘打ったこのボトルのプレゼント企画に応募してしまったのですが,要するに怖いモノ見たさって感じです.ボウモアの空き樽に詰めたって事なのですが,私はちょっと以前のオフィシャルのボウモアのパフューが特に苦手だったのでそういうパフューム香がリベットに乗り移ってるのかどうか気になるところです.
余談ながら今年飲んだ最悪のパフューム香はこのときに飲んだ余市10年です.果たして今回はどうなのか・・・・・

さて,you様から送って頂いたのは,120日目の瓶詰の他に,
20日目の瓶詰のボトルです.
最初に,120日のボトルのラベルを見て,一同とも感激.すごすぎです.オフィシャルでこういうボトルがあるのかと勘違いしてしまうくらいの出来映えです.オフィシャルボトルと並べて撮影しても、違和感がないですよね.

もともと,今回のボトルはyou 様が,オフィシャル12年とナデユーラとを混ぜて樽詰めされたモノですので,それらを加えて,4種の飲み比べで,どう違うのか楽しんでみることにしました.

それぞれのボトルから、ティスティンググラスに注いで、まずは120日のから香りを・・・・・・
そんなにパフューム香を感じません.飲んだ時に後味にかすかにパフュームっぽい余韻を感じますが,不快なほどではありませんでした.
オフィシャル12年と比べるとバニラ香が特徴立っていて,バニラ香好みの私にとってはオフィシャル12年より断然いい感じです.ただ,アルコールが少し飛んでるせいなのか,それとも元々のバレルエントリーの度数が低かったせいなのかはわかりませんが,少しボディに厚みがないような感じもあります.
続いて,20日目を飲むと,少しバラバラでまとまってない感じが。やっぱり120日のミニ樽での熟成って効果があるもんなのですね.
そしてナデューラを口にして,PERFUMEのバニラ香は,樽熟成というよりは,むしろこのナデューラ由来のモノなのではないかと感じました.

私を含めて、参加者一同とも今回の興味深いボトルの試飲を楽しめて大満足だった模様.特に20日と120日という,樽詰めからの経過のサンプルを2種比べられたのは貴重な体験になりました.このようなボトルを送って頂きました you 様には本当に感謝しています.

さて,この you様のスペシャル企画の The Glenlivet PERFUME ですが,試飲後の残ったボトルは芦屋のこのバーに預けてあります.マスターには試飲希望者には提供して頂くようにお願いしてありますので,興味のある方は飲み比べをお楽しみ下さい.”パフューム”という名前ですが、おいしいですよ♪

#芦屋

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