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雨中嵐山

先日、一人の知人が中国へと帰国しました。日本には10年弱滞在していたそうです。

元は、京橋のとあるバーのマスターが以前に店長を任されていた桜ノ宮のバーの隣の焼肉屋さんで厨房を担当されてました。
バーテンダーになりたいとの思いから、その後独立したマスターに何度も断られながらも弟子入りをお願い。ついには、マスターもその熱意を認めて、最初は焼肉屋が定休日の日に仕込みの手伝いだけの条件から修業を開始。

後に焼肉店を辞め、京橋のほか、マスター同士が関連のある桜ノ宮、天満、北新地の各バーで修業してきました。いずれも、私が行くバーです。そのため、前日には京橋で、翌日は北新地でなどと、あちこちで会ったりしたものです。
また、蒸溜所旅行や、カクテルコンペの旅行、バーの飲み会イベント、試飲会などでここ数年お世話になってました。

このたび、中国でバーの開業にむけ、帰国される事となりました。これまでお世話になったお礼をを言うため、彼が京橋での最後の勤務日にバーを訪れました。私達からの餞別の品に選んだのは、スコッチ文化研究所奈良支部のオーナーズカスクの白州です。
この三月にバーのメンバーで一泊旅行に行った思い出の蒸溜所ですから、ちょうどふさわしいと考えました。ただ、中国まで無事に持ち出せるかどうかは少し心配ですが。

それと、私が国内の蒸溜所(余市、宮城峡、軽井沢、白州、駒ケ根、富士御殿場、山崎)を訪問した際に撮影した写真が欲しいと以前から言われたのでCDに入れて渡しました。なんでも、バーの壁に蒸溜所の写真を飾りたいんだとか。

当初は、もう少し早く店を辞めるような話だたったので、帰国までの間に一緒にいろんなバーに呑みに行こうと相談してましたが、都合により帰国直前まで働くこととなり、その約束は果たせませんでした。

実際に開業されるまでにはまだまだあるのだとは思います。正規品を安定して入手するのも大変なんだとか。開店の便りが届くのが今から待ち遠しいです。
その時は、開店祝いの品を抱えて バーと上海蟹ツアー をせねばなりません。
その時に備えて、中国語でも勉強しようかしら。今度は、倒産しないところがいいですね。

#雑記

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