掛け値なしに毎日職場と家の往復が続いてたので、いささかやるせなくなり、少し遠くへ行きたくなりました。
とりあえず、会社帰りに、懐かしの蛍池を経由して、大阪空港へ。
宮崎、福岡、東京の三択。悩んだ末に、福岡行きのチケットを購入するために、自販機で申し込みをやりかけましたが、さすがに行き当たりばったりで飛行機のチケットを取ろうとするとさすがにいい塩梅のお値段。そのお金があったら、長熟絶品なハイランドなモルトとか買えるかも、と色々考えてしまい、福岡断念。
引き返して、さて今からどうしようか、とモノレールでとりとめなく呆けていたら、気がつけば終点の門真市駅。まあ晩飯くらい食べて帰るか、と駅を降りてぷらぷら歩いてたら、鯨屋さんなんてものを見つけました。これも巡り合わせ。
最初に頂いたのは、鯨のベーコンの湯引き。さっぱり食べやすくも癖のある味と、酢味噌の味がよくマッチしています。
続いて、一品、逸品物の盛り合わせ。赤身、本皮、ベーコン、おばけ、竜田揚げに串カツ、と七変化な味わいで攻めてきます。
鯨串カツのステーキ。写真で見ると、案外小さく見えますが、皿が大きいだけでそれなりのボリューム。うしのステーキと違って、割とあっさりとした味わいを残しつつも、ぼ うし ょで食べたマグロのかまのステーキのような赤身の味わいとも違う、また独特の味わいです。
一品盛り合わせで食べた本皮の刺身とベーコンが余りに美味しかったの思わずお代わり。ベーコンはスモーク上にしたのを頼んだので、今、この記事を書きながら、うだうだラフロイグ飲んでいるのですが、これ、絶対モルトと合うだろうなあ、という癖のある一品でした。
締めはラーメンで。そこはやっぱり鯨が入っている、クジラーメン。
さすがに、ここまで食べてた時点で結構十分満足していたのですが、これでもか、とラーメンの中に本皮が茹でられており。4年前くらいに和歌山の太地まで鯨食べに行ったことがありますが、こんな近所で、しかも出会い頭で、こんなに鯨食べれるとは思わず、満腹満足のまま、おうちまで帰りました。
結局、福岡に行かなくなって浮いた(?)お金でボトルを一本買おうかどうか、迷い中。。。
#食べ歩き