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俺ごときが、何を伝えたらいいのか分からない

東北地方太平洋沖地震による影響で開催予定のコンサートが中止になったこと受けて、ミスチルの桜井さんが、こんなコメントを残していました。

一部抜粋です。

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災害を目の当たりにしている人たちの気持ちを理解したいと思うことすら、
リアリティーのない、能天気な思考に思えて
テレビの前でただ沈黙してしまう。
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仕事では多少なりと地震の影響を受け続けています。
地震数日は札幌の支店がダウンし、その仕事のしわ寄せがきたり、
千葉の取引先は数日間にわたり全く連絡が取れなかったり、
普通に電車は動いているけど、客が激減したため仕事が暇になり、
メンバーを早く帰らせたり、休ませたりの調整をしたり。

でも、所詮はほんのそんなぽっち。
完全に変わり果てた町並みや、過酷な避難生活を送っている映像を見るにつけ、電気は普通に使え、交通機関も動き、で、相変わらず仕事にまみれている、そんな今までと変わらない生活をしていると、同じ国のことであっても、遠い国の出来事のようでもあり、もどかしさを感じます。

そんな自分が、被災者の人たちの気持ちを理解しようと思うことは、おこがましいことにも思えます。そういう意味では、開催日でもめているプロ野球で、「被災者のことを考えると、野球なんかやっている場合ではない」と「被災者のことを考えると、勇気付けるために開催するべき」というそれぞれの意見は、どちらも正しい感情で、で、どちらも間違っている気がします。

今まで通りの当たり前の日常を当たり前に過ごして、飲みに行ったら、一杯我慢したつもりで募金をしてみたり、こもごものカード等でためたポイントを寄付してみたり、さりげにBlogに募金のリンクをはってみたり、今行っているのはそんな些細なことくらい。

失われたものや時間は元に戻らないけれど、一日でも早く日本中が少しでも元通りの当たり前の日常に戻らんことを、と思います。祈ります。

追記
最近飲んだラフロイグ。

#雑文

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