2010年1~9月のビール類(ビール、発泡酒、第3)の出荷量が過去最低になったとの報道がありました(大手5社発表)。
統計を取り出したのが1992年ということですので、ここ20年弱の間でということにはなりますが、今年の夏が過去最高の暑さ(統計開始は1898年!)だったということを考えると、これは異常なことと思われます(一部はハイボール人気に押されたというのがあるのでしょうね^^;)。
全体では前年同期比2.5%ということですが、ビールが同3.5%減、発泡酒が同18.1%減となっているのに対して第3が10.3%増で、構成比でも33.2%を占めるようになったとのこと。
あとは、統計に表れない低価格のPB商品に流れたとの見方もあるようです。
いずれにせよ、安価なものに需要がシフトしていることがわかります。
その中で、ビールは市場シェアの5割を切ったとのこと。
しかもそのうちの多くは外食産業向けのものと思われますので、家庭でのビールシェアは1~2割程度なのではないでしょうか。
私は家でも外でもビールを呑みますが、近所のディスカウント酒店やスーパーの酒類コーナーでは、明らかにビールの売り場面積が半分以下になっています。
ビン缶の日にゴミを出しに行くと、既に出されているのは『金麦』や『のどごし生』ばっかりです。
このような事実をどう受け止めれば良いのか、私には正直わかりかねます。
日本のビール文化はこのまま破壊されていってしまうのではないだろうか・・・と危惧してしまったりもしますが、私もウイスキーに関しては「家ではリーズナブルものを、外では美味いものを」というスタンスなので、ま、そういうもんなのかな~という気もします^^;
なので、初めて入る安そうな居酒屋で『生ビール』を頼んだときに『クリアアサヒ』が出てきたりした時は、断固として返品することにしています。
少なくとも看板を偽ってはほしくないですよね・・・さすがに呑めばわかるって
ビールといえば究極の組み合わせはこれ。
先日、芦屋の某主要BARさんでさんざん呑んだ帰りに購入。
写真が良くないですが、たこ焼きとサッポロ黒ラベル坂本竜馬缶です^^;
#ビール