浜崎あゆみが好きです。
テレビに映る浜崎あゆみはチャラチャラしたギャルの象徴みたいなのですが。
彼女自身で書いた歌詞はあまりに率直で、悲しくなります。
20才(19才?)で歌手デビューした。
自分は一人だと思っていた。
会社と戦った。
自分は商品だと自覚した。
ファンとスタッフに助けてもらい、一人じゃないと感謝した。
マスコミや大衆に叩かれた。
叩く人には好きに叩かせておけばいいと決意した。
29才の今、何を考えている。
何を目指す。
浜崎あゆみの最盛期には冴えない人間で、あの大きな目ですら妬ましく思っていた私。
あることをきっかけにアルバムを買い、そこに29才の戦う女性を見ました。
そこから遡って彼女のアルバムを買い…最盛期と言われたときも、どれだけ彼女はいろいろな敵と戦っていたかを知りました。
正直、歌詞は思いが素直に出すぎて、詞としてはどうかな、とも思います。
でも、その率直さが好きなんだ。
もう大きな目は妬ましくない。
その目が輝いている理由を知ったから。
目を輝かせるのは、大きさじゃないから。
はは、浜崎あゆみの歌詞みたいですね。
そんな日もあるっていうことで。
#音楽の話