国立国際美術館で開催中の展覧会「液晶絵画」にブライアン・イーノの映像作品が出品されていました。
展覧会図録を買うついでにCD一枚。
気持ちのよい音です。
展覧会は…なんかもう一捻りあってもいいかな、と思います。
液晶という技術を軸にして、映像の表現が行く先を考えるのは、有意義なのですが。
液晶でない作品や、液晶で見せる必要を感じない作品などがあり、寄せ集め感が拭えませんでした。
あえて混ぜのたとしても、学芸員の考え方が伝わってこない。
研究者が象牙の塔に隠っている間に、娯楽が芸術を追い越した、という感があります。
個々の作品では、娯楽が果たした進化を踏まえて、芸術ができることを考えたと思われる作品もありました。
次回の「液晶絵画」に期待します。
#文化芸術方面