昨年の10月の事だった。鯖丼と 勇造さん、ヒバリさんをHeaven HiLLに案内したのは。
その時、マスターのひろっさんは、「勇造さん、うちでも歌ってよ!」と言っていた。
Heaven HiLLのマスターこと宮里ひろしさんと勇造さんは40年来の知り合い。
若い頃、ふたりで歌の旅をしたこともあったそうだ。
何年も勇造さんにオファーをおくっていたひろっさん、勇造さんもずっとHeaven HiLLで歌うことを熱望していた。スケジュールが合わずなかなか実現しなかったが、とうとうその日がやって来た!
<豊田勇造ライブ@梅田ヘブンヒル>
予約で席が埋まってしまったのは、ヘブンでも初めてらしい。
春一番のプロデューサー福岡風太さんや亡くなられた阿部登さんはじめ、プロのミュージシャン、音楽好きが集る濃いお店「ヘブンヒル」
私自身もこのヘブンで勇造さんを聴きたかったし、耳の肥えたここに集るお客さんに聴いてほしいとはずっと思っていた。
OAは勇造チルドレンの森田大地さん。
昨年のギブソン・パーティーでも隠し玉と言われていた、フィンガー・ピッキング奏法で勇造さんとは違うタイプのギタリスト。ご両親が勇造さんのファンで小学生の時から拾得に出入りしていたと言うから筋金入りのチルドレンだ。
オリジナル曲を含めた華麗な癒されるインストゥルメンタルを2曲披露した後、勇造さんを紹介。
1曲目は何をやるのだろうと思っていたら「歌いながら夜を往け」
♪人の心よ 凍てつくなよ
♪歌いながら夜を往け
大好きなフレーズだ!
2曲目の「海の始まり」
エンディングのギターがしゃがしゃかき鳴らしも決まる!
ここまではバッチリ、しかし3曲目「好きなもの」でハプニングが!
歌詞が飛んでしまったのである、勇造さん曰く、「ヘブンヒル」で歌えるという緊張と興奮かららしい。今までこんなシーン見たことがなかったので
勇造さんでもこんなことあるんやなぁと思う。そして4曲目は「花の都ペシャワール」
この曲を生で初めて聴いた人は引きずり込まれたのではないかと思う。
今回、エコーは控え目だった。
森田さんがリードに入った「マンゴーシャワーラブレター」は新鮮で良かった。
客席の女性が初めてライブでこの曲が聴けたと喜んでおられた。
お客さんのリクエストで「流れ者小唄」が聴けたのも嬉しかったし、「東へ西へ」が聴けたのもよかった。
まだまだ「ヘブン」のお客さんに聴いてもらいたかった曲があったので、ぜひまた演ってほしい。勇造さんも「また演らせて下さい」とステージから訴えておられ、ひろっさんも「お願いしま~す」と返しておられた。
ライブ終了後も勇造さんの昔からの音楽仲間である、長野隆さん、勝木徹芳さん、桝井耕一郎
さん、ひでまろさんらが駆けつけて来られ、勇造さんも凄いけどこの「ヘブンヒル」と言うお店ほんま凄いなぁと突貫ドッカンおけいはんと談笑。
勇造ファンで、この日仕事で来れなかったmintさんはヘブンのお客さんのkeikoちゃんには、ぜひ「花の都ペシャワール」を聴いてほしいと言っていた。
ライブ後、彼女に感想を聞いたら、やはり「花の都ペシャワール」 は一番心に響いたらしい。
隣席にいた愛ちゃんは、「ひとつひとつのギターの音と歌詞をすごく大事にしてはるね」と話してくれた。
ひろっさんとやっちゃんは、「残業!残業!」と言っていた。
海の向こうに住んでる総経理は、ヘブンのライブを夢で見たそうだ(笑)
とりあえずセットリスト書いておきましたので、総経理、鯖ちゃん もう一度夢見てね!
セットリスト
<OA> 森田大地
1.アメージンググレース
2.月夜の町(オリジナル)
豊田勇造
<1部>
1.歌いながら夜を往け
2.海の始まり
3.好きなもの
4.花の都ペシャワール
5.マンゴーシャワーラブレター
6.住所録
<2部>
1.流れ者小唄
2.ありがとうディラン
3.メルトダウン
4.それで十分
5.虹の歌
6.大文字
7.東へ西へ
<アンコール>
1.No Nukes One Love Good Music
~Nockin' On Heaven's Door
2.桜吹雪
#Live #大好きなミュージシャン