ハントリーのウイスキーショップからインヴァネスのホテルへ向かう道中でちょっとしたハプニングがありました。
アル君の車には簡易なポータブルナビが付いていて、アル君はスマートフォンでホテルの住所を検索し、ナビに入力。 ナビの指示通りに運転していったのですが・・・どうもネス湖の方まで来ている様子。 さらにナビはネス湖から山中へと私たちを導き、そしてゴール。着いたのは廃虚と化した農村の家でした。
「エーーーッ! ここが今夜のホテル??? 屋根は崩れ落ちてるし、壁は無いし・・・まさかね・・・」
アル君はナビに八つ当たりしながらもう一度ホテルの住所を入力。
2時間ほどナビに振り回され、やっと宿に着いたのでした。
ここはミルバーン蒸留所の跡地で今は巡り巡ってチェーン店のホテルになっています。 煙突や外壁の一部は当時の姿を残しています。
ミルバーン蒸留所が稼働している当時の画像を見つけました。
偶然にも同じような角度から。
手前の線路は今は広い道路に変わっていますが、蒸留所と線路の間にある小川は今も流れていました。
実はこのホテルがミルバーン蒸留所の跡地と知ったのは日本に帰ってからでした。 ミルバーン蒸留所がインヴァネスにあったのは知っていましたが、まさか自分が2泊もしたホテルだったとは・・・
連日の長距離ドライブで疲れていたのか、煙突は目に入っていたものの空腹と眠気でウイスキーの蒸留所とは思いもよらず、「ここは何の工場の跡地だったんだろう?」くらいで流していました。 情けない・・・
しかし、偶然にもアル君の選択したホテルがミルバーン蒸留所跡地だったとは・・・でかしたアル君! 情けないぞ三太!
#旅