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MY SCOTLAND TOUR 35

今日の大分地方は暑くなりました。 そろそろ衣替えの時期かな???
大型連休も終わり、皆さん疲れて仕事が始まるのでは?頑張りましょう。

クライヌリッシュ蒸留所の敷地内には旧クライヌリッシュ蒸留所の建物があります。ご存じ、ブローラ蒸留所です。 シングルモルトファン憧れの的でもあり、多くのモルト飲みを唸らせてきたブローラ。最近、ボトラーズ物も含めあまり姿を見なくなりました。

ブローラはもともとクライヌリッシュと呼ばれていたのですが、1967年に新しい建物が建てられ、新しい建物をクライヌリッシュ、古い方をブローラと呼ばれるようになったのです。 ただし、このブローラ蒸留所は1969年から14年間創業しただけで1983年に閉鎖されてしまいました。現在、ブローラの名前で皆さんが飲まれているボトルはこの時期に蒸留されたものです。
年々、ボトルの数は減り、プレミア度は上がって入手しづらくなります。
“高嶺の花”の高嶺はますます高くなることでしょう。
バーで見かけたら予算の許す限り飲むことをお勧めします。

ブローラの建物はクライヌリッシュ蒸留所とは道を隔てて反対側にあります。
クライヌリッシュの1段下の場所にあります。

蒸留所のシンボル、キルン(麦芽乾燥棟)もなんだか寂しそうです。

ポットスティル(単式蒸留釜)棟です。 残念ながらポットスティルは鳥のフンだらけでした。 感傷に浸れるかと思いきや・・・ちょっと引きました。

クライヌリッシュのツアーガイドさんの話ではこのブローラの建物は今年、2011年には博物館となるそうです。 私もその方がいいと思いましたが、ブローラファンの方々にとっては復活こそが切望されるところでしょう!

ツアーも終わりましたが、いつまでも眺めていたいブローラ蒸留所です。
この建物であのブローラが作られていたんですから・・・
名残惜しくもありますが次へと出発です。

#旅

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