「ピンチはチャンス」などと、この暇な時期につぶやきながら意味不明に新しいボトルを物色してます。 キリがないと知りつつ止められない自分が情けない・・・
“ゴスリング・ファミリー・リザーブ”ラムはバミューダ産のダークラムです。単式蒸留器で蒸留後、バーボン樽で熟成されました。飲むと黙ってニヤケたくなる旨いラムです。食後にゆっくり飲むにはピッタリ。
ゴスリング・ファミリー・リザーブ ラム
GOSLING`S FAMILY RESERVE RUM 40%
ゴスリング・ファミリー・リザーブ ラム
GOSLING`S FAMILY RESERVE RUM 40%
ロンドンのワイン&スピリッツ商であるゴスリング家は、1806年春に1万ポンドの酒を船に積み、アメリカに向かいました。途中3ヶ月の凪(ナギ)にあい、近くのバミューダ諸島へ一時寄航したのがラム酒事業の始まりです。
バミューダ諸島は北大西洋にある英国の海外領土で約150もの島々があります。
ゴスリング家は首都ハミルトンに200年、7代続く最大ファミリー企業として伝統を受け継いできました。
現在、“ブラック・シール 40%”、“ブラック・シール・ゴールド 75.5%”、“ファミリー・リザーブ”の3種類のラムを生産しています。
ファミリー・リザーブは文字通り、一族の極上秘蔵品で、1世紀半にわたる門外不出の後、2003年にアメリカで初デビューし、ワールド・スピリッツ・コンペティションのプレミアム部門で2年連続金賞を受賞している、文字通りのプレミアム・ラムです。
ラム酒では初めてシャンパンの容器をつかい、シリアルナンバー入りの手書きのラベルに重厚な金属ベルトを巻いて、熟練工による木箱収納で仕上がり。ゴスリング家が7代にわたって伝承し、心血を注いだ最高傑作です。
ラム酒の製法は二通りあります。
一つはさとうきびの搾り汁を煮詰め,砂糖の結晶を分離し,残った母液の糖蜜を水で薄め,これにイーストを加え発酵させ蒸留します。
もう一つは,さとうきびの搾り汁をそのまま水で薄め,発酵させ蒸留する方法です。“亜グリコール・ラム”と呼ばれ、最近日本でも多種多様なアグリコール・ラムが買えるようになりました。
蒸留器は旧スペイン領では連続式が多く,単式蒸留器を使うのは旧イギリス領が多い。熟成にはホーロー・タンクや樫樽が使われますが、ゴスリング・ラムの場合、糖蜜を複雑発酵させ, 単式蒸留器で蒸留後, バーボンの古樽で長期熟成します。
#酒