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バーで飲もう!“音楽も店の一部”篇

最近、UAとジャズサックスプレーヤーの菊池成孔(きくち なるよし)のコラボレーションアルバムにハマッて、よく聞いています。
勿論、音楽のジャンルとすればジャズなんですが、あのUAをボーカルに迎えてのアルバムです。 (あのUAと言っても、私はよく知らないのですが・・・)

以前、深夜の午前3時~5時までFMラジオで菊地成孔がパーソナリティーをしている番組があったのですが、私にとってはマニアックな会話と選曲がとても楽しく、帰り道の30分を45分くらいかけてゆっくり帰りながら聞いていたものです。 
残念ながら今年の春頃にパーソナリティーが代わってしまったのですが、その番組の中でUAとの曲を流していたのを聞き、早速アルバムを購入したのです。

以来、飽きずに毎日何度も聞いているのですが・・・何処の世界でも“天才”っているもんですねぇ! 菊地成孔が凄いサックスプレーヤーであったのは知っていましたが、ボーカルのUAの素晴らしいこと!
普段、UAの曲を聞くことも殆んど無く、聞いても興味は湧かなかったのですが、このアルバムでのUAはまるで何十年もジャズを歌ってきたかのようで、いっぺんにファンになってしまいました。(とは言ってもこのアルバム内だけですが・・・) 前に一度UAとセッションした菊池成孔がUAに惚れ込んで、苦労の末叶ったコラボレーションらしいのですが、私もすっかり虜になってます。

バーの店内音楽は一般的にジャズが多いのですが、クラシックを流しているバーもあります。 生演奏をしているお店もあれば、若者の集まるバーやパブではジャンルに捕われずいろんな音楽が流れています。(私は落ち着きませんが・・・)
逆に音楽を流さないバーもあります。お客様の会話やバーテンダーの作業する音が音楽になっているのです。

当店も例に漏れずジャズを流しています。 好きなプレーヤーも沢山いますし、アルバムもそこそこ集めてはいるのですが、結構そのときにハマッてしまったアーティストに偏ってしまう場合が多々・・・
流すアルバムは店の雰囲気を考えてだいたい10枚くらいをローテーションしています。音楽が店の雰囲気やお客様の雰囲気に合っていないと、不愉快に聞こえてしまう場合もありますから、選曲や音量には気を使っています。

当店の普段の時間帯は私の好みでもありますが、女性ボーカルを多くかけています。それも時間の流れが止まるくらいのゆっくりした曲がお客様が少ない(要するに暇)店に合っているようで、私自身も心地よく仕事ができます。

バーの店内音楽は置いてある酒と同じで、店主の好みがよく出ていると思います。 皆さんもよく行くバーでどんな音楽がよくかかっているのか聞いてみるのも楽しみのひとつですよ。

#BAR

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