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MY SCOTLAND TOUR 21

グレンフィディック蒸留所から約20分足らずで着いたのはゲール語で「アイラ川が流れる広い谷間」を意味するストラスアイラ蒸留所。 アイラ川とありますが、アイラ島にあるのではなくスペイサイド、キースの町にあります。みぞれが降っていました。
 

ストラスアイラは銘酒シーバスリーガルの核となるモルト原酒です。
双塔のバコタ屋根が優美で訪れた人に感動を与える美しい蒸留所です。誰がどこを撮っても絵になります。


 

これは蒸留所が使用する水(仕込み水の一部)を供給している泉で「フォン・ブイエン」ゲール語で“泡立つ泉”と呼ばれています。 

フォン・ブイエンはケルトの妖精ケルビーによって守られていると言われています。妖精ケルビーは“水の精”で馬の姿をしていて、うっかり近づくとその背に乗せられて、川や湖に投げ込まれるという伝説があります。
蒸留所の職人たちは、「これがストラスアイラの隠し味になっている」と言っているそうな。
 
私は思いっきりフォン・ブイエンに近づきましたが妖精ケルビーには「こいつはマズイ!」と思われたようで川には投げ込まれませんでした。 

#旅

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