【速】スプリングバンク Springbank 12yo
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【ファースト】:琥珀 しっかりとしたアルコール感 木材感と共にシルキーな麦感(+) 若干ドライ シナモン 杏やイチジクがドライフルーツになったよう
【ミドル】:ボディはしっかりエッジが立っている 貝類(+) 海藻 塩 甘さは控えめ 樹脂 奥に草のような植物感
【フィニッシュ】:返り鋭い 鼻抜けも十分 ここに来てオイリーさと樹脂感が台頭(+) やや粘性 杏 レーズンは水分少ない スパイシーさというよりも、クリーミーというよりも「シルク」の印象(++)
サマローリ、エイジング・モノグラフィー1976。
私がどうしても名前を覚えられず、マホガニー、マホガニー(レスポールなどに用いられる木材)と曰わってしまう本シリーズには1968、1973、1976、1980、1987蒸溜が存在します。
(1987/1989はLongrowの18ヶ月熟成)
1976/1989の本ボトルは熟成年数12年。オフィシャルのスプリングバンクにはあまり印象にない、どちらかというと赤玉リベットを彷彿とさせる木材感、麦感。
クリーミーというには乳成分が足りず、むしろシルキーと称えるべき粘性に富んだ見事なボディ。グレンリベットほど乾燥している感じではないのですがエッジが立っていて優雅。
そういえばこの感覚を持った近年ボトリングは思いつかないです。
文句なしに素晴らしい。
#スプリングバンク