【速】バンフ Banff 34yo 1974/2009 (50.4%,
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【ファースト】:琥珀
パイ生地 桃~リンゴ 蜂蜜 シナモン やや麦感は干し草のよう バニラコーティング 時間と共にオレンジ
【ミドル】:ボディしっかり 麦感は干し草 植物~シダ系 山菜 木材感 キャラメル
【フィニッシュ】:鼻抜け、返り共にバランスが良い リンゴの酸味 かすかにチーズ 胡椒 唐辛子 スパイスは豊富
JWWW オールドトレインラインのバンフ。本ボトルはバーボン樽、1974年のクリスマスに蒸留したとあり、特別な飾りもみられます(このあたりもJWWWの美意識の高さがうかがえます)。
バンフこそ、モルトラヴァー殺しといいますか、まずハズレのボトルというのに出会ったことがなく、とは言えリリースはさほど多くない。。。
その日の数杯のうちどの位置に出てきても、前後に引っ張られることがない個性が光る蒸溜所です。
イメージを言葉にするならば、バーボン、シェリー樽のどちらであっても、とてもフルーティーな香りと麦感、後半は予想以上にスパイシーであとを引くことがなくまとまる感じ。
アランもイメージとして非常に近いモノを持っているように思いますが、甘く果実的でも引き際がいいシングルモルトは、BARにあっても使い勝手が良さそうです。
**大戦中爆撃を受け、貯蔵庫のウイスキーが大量に失われたのは当蒸溜所。
#バンフ