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【速】LONGMORN 44y 1966 G&M/JISk





【速】ロングモーン LONGMORN 44yo 1966/2010 (46.8%, Book of
Kells , cask#612 , Refill Sherry Butt, 65/278 Bts ,
 Gordon &
MacPhail  for JAPAN IMPORT SYSTEM)


【ファースト】:濃い琥珀 アメリカンチェリー(++) グレープフルーツの皮(++) 甘さと酸味が勢い良く上面発香(++) カカオの濃いチョコレート 杏 プルーン 青りんご スイカ ミント オレンジ 

【ミドル】:ボディは穏やかに広がる 紅茶 焦げた麦感 種なしブドウ ザクロ 粘性というよりは水分豊富なボディ 木材 ナツメグ 舌上でややオイリー 昨年の1965・#68と比較すると甘さひかえめ 
 

【フィニッシュ】:鼻抜け、返り共に十分(+) 舌にしみこむというよりは舌上でフレーバーが弾ける 水分豊富 スパイシーさは黒胡椒~クローブの刺激(++) カルダモン 甘草 酸味はリンゴ系(やや青い) 湿った木材 余韻でしっかりチョコレート(++) 下顎ロック

JISケルティックの第2段。1966ロングモーン44年。

とても適度で良質なフレーバーを伝えたシェリーカスクだと思います。枯れた様子は全くありません。

チョコレートの甘みに、さほど強くはない杏・プルーンの渋み、酸味はリンゴやスイカを感じるしっかりとしたもの。

日本全国のロングモーン鑑定家の皆さんへ誤解を恐れず言葉にするならば、

1965の#68のアメリカンチェリー感を酸味を穏やかにして、ウイスキーマガジンエディターズチョイスの1968
#903までいかないダークシェリー樽に入れたような感じ。

言い換えると一連のドロナック程の濃さではないけれど、ビッグSの濃色スプリングバンクよりは味がハッキリしている。。。

そんなちょっと濃いめのシェリー好きにはたまらないロングモーンだと思います。

欲をいえば50度を超える度数であったならばと思いますが、これもバランスを考えると万人に受け入れやすく、杯数を重ねたくなるボトリングになったことを思えばむしろ良かったと言えるかもしれません。

とても瑞々しい印象で濃色シェリー、一連のケルティックロングモーンの中でも個性が光る1本です。

**7/10のイベントにも出品させていただきたいと思います。

#ロングモーン

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