【速】ラガヴーリン Lagavulin
|
【ファースト】:上面発香パワフル(++) 巨峰系ブドウ(+) 杏(+) ミント(+) イチジク(+) ベッコウアメ 銀杏 煙 燻製 カキ(貝) ピーナッツ マカダミアナッツ 時間と共に若干オイリー
【ミドル】:ボディはしっかりしている 輪郭はっきり 焦げた麦 チョコレート(+) カカオ(+) ハーブティー ダージリンティー 木材 手加温でオレンジ グレープフルーツ これは素晴らしく複雑なボディ
【フィニッシュ】:鼻抜け十分、返りしっかり(+) 焦げた麦感 煙 ミント レモン グレープフルーツ ドライ やや塩 海藻も ブラックペッパー ややイガイガしている面も
これも伝説の1本となっているラガヴーリンホワイトホースラベル。
瓶詰め年を考慮すると60年前後以前の蒸留モルトのヴァッティングということに。
マイケルジャクソン氏が自書で高得点をつけた16年ボトルの偉大さは、本ボトルを基礎に比較加点したのではないかと思います。
ポテンシャルの坩堝というべきなのか、勢いのある香り~麦・チョコ・柑橘果実と変遷するビッグボディ~やや粗さが目立つともとれるものの勢いのあるフィニッシュ。
これが黒瓶16年では熟成年数が増した分、ボトムがしっかりと、ボディは見事な連結感へと昇華します。
タール、ヨードは本ボトルではほとんど感じません。
ラガヴーリンの50-60年代スタイルはそれ以外の部分で演出される「アイラモルトらしい荒々しさと繊細さ」だと思います。
素晴らしいボトルです。参りました;;
#ラガヴーリン