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【速】 BOWMORE 43y 1966 DT SPL

 





【速】
ボウモア BOWMORE 43yo 1966  (DT Special Peerless, 44.9%, C#3313,
70CL, Oak Cask, 153Btls)


【ファースト】:やや濃く赤みを帯びた琥珀(+) 南国感炸裂(+++)<パパイア マンゴー 赤みを帯びた桃のよう パイナップル パッションフルーツ> さくらんぼ(+++) ビワ(+++) アカシア(+) 蜂蜜(+) ユリ 金木犀(+) 梨 オレンジ(+) グレープフルーツ(++) 果実の酸味(++) 上面発香怒涛(+++) やはりブドウはマスカット~種なしブドウ(++) 杏~プラム(+) レーズン ラベンダー ローズヒップ アセロラ(+) 時を忘れる複雑さと発香 アルコール感は度数以上 時間とともに塩気(++) 

【ミドル】:ボディは塊が舌の上でゆっくりとした時間を過ごした後染み込む(++) 南国感(+++) さくらんぼ(+++) ビワ(++) アルコール感 唐辛子(++) 麦感しっかり 米 ベッコウアメ 透明感のある甘み(+) プラム(++) イチジク(+) 甘草 時間とともにみたらし団子 砂糖と醤油 植物感は茎から葉っぱ ハーブ 薄く固いオイリーな層がある 時間とともに塩(++) 木材感 かすかに燻製 煙という程ではない ヨードは感じない

【フィニッシュ】:鼻抜け抜群(++) 返りもしっかり(+) 風味は南国感(+++) グレープフルーツ(++) パイナップル(++) 桃(++) 喉奥刺激 ハーブ ミントティー(++) レモン(+) セロリ 余韻が非常に長く至福 卒倒 
  

自ら企画を行ったため人一倍期待が大きかったことを踏まえても、期待以上に絶品だったボウモア66。香りの複雑さもMAX LEVEL。

これまで様々な60年代ボウモアに出会うことが出来てきましたが、本ボトルのように程よいシェリー感を伴った(ブドウのフレーバー)リリースは記憶にありません。

43年熟成とはありますが、まだまだ枯れているという印象よりは活発に活きた感覚。しかしながらピークではあるでしょう。

度数は44.9%とありますが、体感は50%前後。香りの色のイメージは赤~黄色。

現存するウイスキー界の至宝。前後して飲んだバイセンテナリ56+64、ジャッコーネ69/78、ブラックボウモア64より私にとっては本ボトルの方が上です。

もしレッドボウモアというネーミングでリリースされていたら言い得て妙といったところだったかもしれません。

文句なく本年の「薬剤師87認定ボトル」!

100点。

#ボウモア

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