【速】ラフロイグ Laphroaig 12yo 1997/2009 (46%,
HighSpirits, Intertrade Label)
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【ファースト】:煙感 ピーナッツ 生ハム ピスタチオ 動物的脂肪酸(なめし革) 杏 オリーブ ソーセージ サラミ 大根の酸味 木材 樹脂~オイリー
【ミドル】:ボディは厚みを感じる 膨らむ 麦感 木材感 ヨード 生ハム オリーブ ガーリックチップ 据えた感も
【フィニッシュ】:鼻抜け、返りは程よく やはり据えた感じ 木材 マカダミアナッツ クルミ オリーブ ピーナッツ カシューナッツ 時間とともにバニラ~生クリーム ヨード感 サラミ
ご存知の方も多いと思います。ラフロイグの60年代、しかもインタートレードと言えば、ボウモアにも勝るとも劣らない「神がかり的な」伝説そのもの。。。ボトルは入手困難。
その当時の復刻ラベルがニューリリースとなれば、それはいち早くお目にかからなくてはなりません。
【引用】
イタリアンモルトのカリスマと言えば、間違えなくこの人物の名前が挙げられる事と思います。現ハイスピリッツ社社長 ナディ・フィオリ氏は、80年代にインタートレード社を自ら立ち上げ、ウイスキーの歴史に刻まれる数々のシングルモルトウイスキーをリリースし、今もなおそのボトル達は世界のコレクター、垂涎の的となっています。今回リリースされたラフロイグは、当時
「1965 20年、1966 18年、1966 19年、1969 15年」等に使用されていたラベルで、いずれも今や伝説として語り継がれている物です。その伝説のインタートレードがここに復活致しました!!
ナディ・フィオリ氏のコメント
イタリアでは、ラフロイグの方がアードベッグより先に人気が高まり、そのリリースから目が離せないような、ワクワクする銘柄だった。その分、長い間ラフロイグの樽を入手することが難しく、80年代に5~6樽ボトリングできた後は、樽自体が市場に出回ることも減り、なかなかリリースにこぎつけることができなかった。それが去年、若いながらも良質なラフロイグを買える機会に恵まれ、ここにこうして皆さんにお届けできることになった。近年の市場の流行も、昔のように古い樽ばかりを瓶詰めするのではなく、若いシングルモルトのリリースが増えていることもあり、1997というビンテージでも、ウイスキーファンがみんな好きな「ラフロイグらしさ」がよく現れていると思う。甘いスモークと優しい塩味がピートを強めに伴って現れ、スパイスを伴いながら麦の味わいやフルーツ香がふくよかに感じられる。微かな苦味までも全体のバランスを崩すことなく、美しく溶け込んでいる。
http://maltnavi.com/blogn/e125.html?PHPSESSID=b1ef663306eea13792fbb1917e1d0f0d
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とても複雑なフレーバーで、ヴァッティングなのかなと思わせるほど。加水もこれはプラスに受け取りたいですね。
オフィシャルボトルが地域別にレシピが異なるのではないかともいわれているOBですが、欧州向け10年リッター瓶はとてもフルーティですし、
97年ヴィンテージといえば昨年ハイグローブもリリースされましたが、スモーキーさと焦げた砂糖のようなフレーバーでした。
そこで本ボトルはというと、12年熟成とは思えない、オールドボトルの据えたような感覚。甘さやフルーティーさとは対極にあると言えます。(・・・といってもコメントにはフルーツ香だとありますが。。。)
「愛せよされば憎めよ」
私は奇跡の樽を選び抜いた、彼の記憶がまだ生きていると信じます。
#ラフロイグ