【速】余市 20年貯蔵シングルモルト 55% 1989-2009 70CL
【ファースト】:ほんの少し薄い琥珀 アルコール感充実 確かにレーズン 酸味はイチジク 種無しブドウ 土っぽい香りはネヴィス彷彿 木材 確かに周囲にイチゴジャム(ブーケとして残ってくるのは酢酸/梅寄り) 煙感 サラミ ヨードはあまり感じない 焦げた感覚
【ミドル】:ややオイリー 広がるわけではないが落ち着いたボディ
【フィニッシュ】:鼻抜け 返り素晴らしい 舌上でピリピリ(トウガラシ コショウ) 喉上刺激 塩
余市のニューリリース(4つのタイプのカスクのヴァッテドとのこと)。フィニッシュがとてもパワフルである一方で、香りはとても繊細かつフルーティー。
日本の樽なんでしょうかね~ 透明感があって瑞々しい感じです。 それでまた一方フィニッシュでは水分を持っていく感じがして、再び飲みたくなる。
これがヴァッティングの妙ですかね。巧の技をみました。
といいながらハイレベル中のハイレベルのところ申し訳ないですが、あとはボディだけ。膨らんだりエッジが立っていたり、全体が絹のように流れていけば、きっと間違いなく私は涙が出るでしょう。ミドルの時間的配分ももうちょっとだけ長く楽しみたい。。。香りは素晴らしい、フィニッシュは余市が世界に誇るパワフルさ。せっかくヴァッティングするのであれば、傾向の近いものも合わせて、是非コク/ボディを打ち消すことなく演出してほしい。。。そうするとやはり宮城峡か。。。竹鶴のグレーンなしということか。。。フィッティングの良いボディのイメージはやはり厚みでブローラやエッジでローズバンクというところ。
(アサヒビールさん ご興味あれば今回の余市にピッタリなボディを持つモルトのサンプル送りますのでぜひお声掛けを!。。。と思ったんですが、今年瓶詰めのメゾン向けベンネヴィス1975なんてすごくいいサンプルじゃないですか? ベンネヴィス 1975 34y プレストン
LMdW
)
。。。さあこれをフランスでメゾンがどう売るか。。。興味あります。メゾン向けの資格は十分にありますね。間違いなく世界レベル。日本の宝です。
#余市