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アベラワー 1970-1991 OB 43度




 

 

Brand: Aberlour – 1970
Bottlers: Distillery
Category: Whisky – Malt
Country: Speyside
Volume: 43 Vol.
Capacity: 75 Cl.
Bottle Date: 1991

Description: Clear glass – Cream label – Distillation year printed in golden ellipse – Cork drive with brown capsule

蒸留所名
ABERLOUR
アベラワー
オフィシャル(OB)/ボトラーズ/インポーター
OB
ビンテージ

1970-1991

流通年

1991年

度数/内容量/カスクナンバー
43% 75CL
ボトル形状 ボトル色 ボトル残量

トール瓶 透明 60%

 

総合点数 

95(SGP:844)

S for the Sweet/Fruity scale (honey, fruits, candy, raisins, vanilla, flowers…)
G for the Grainy/Grassy scale (porridge, yeast, grass, malt, wax, beer…)
P for the Phenolic/Smoky scale (farm, peat, sea, tar, spices, liquorice, meat…)

SGP各最大値は9

90-00年代初期 OB マッカラン12年 43°を80点とする
ストック/BAR

BAR  

テイスティング者体調/当日摂取アルコール

良好/モルト2杯目

ファースト
完全な琥珀 最初はアルコール感 次第に高貴に ローズ バニラ ココナッツ ブドウ ラズベリー 植物感はっきり 茎系 
時間がたってくるとカスタードプリン(それも思いっきりプッチンプリンのようなライトなカスタード) 焦げた砂糖
10
ミドル
ボディは分厚い のどの奥が熱くなる バランス最高 若干ヨード(嫌味は全くない)
10
フィニッシュ 

鼻抜け 返り 共にしっかり 後味はすっきり ドライ 鼻抜け特に秀逸 時間と共にマスタード アフターにいやみが全くない 端麗

9
エクストラ(その他)

このあとモンクリーフの1963でも感じることなのだが、アベラワーは香りやフレーバーに人間の認識では重い要素(今回はカスタードプリン、ココナッツ)を感じても、実際はきわめて端麗で、スムーズ、透明感のあるウイスキーに仕上げられている。これがオフィシャルで出てくるというのだからすごい。

以前から時々書かせていただいているが、シングルモルトウイスキーは、テイスティングの過程で複雑な「香りや味覚のヒント」を提示してはくれるが、もちろん実物が含まれているわけではなく、飲み手に想像をさせるだけのものなのである。

そうわかっていても、私たちは実物があたかもそこにあるように感じ、実生活上の条件反射で、この密度ある食べ物がが軽いわけがないとか、さまざまな疑問を生じながら、それがまた万華鏡のように頭を駆け巡り、結果演劇を見ているかのように引き込まれてしまう。もちろん永遠に正解など出ないはずなのだが。

9
加水
加水せず

#アベラワー

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