ボウモア BBR 1994 53.7% 70CL
ファースト:アルコ-ル感あるが、さほど鋭いとはいえない、ピート感しっかり フルーティーだがお菓子方面 南国感とらえることは
きびしい
ミドル:ボディ盛り上がる 輪郭はゆるい 真ん中分厚いがまとまりはない 特筆すべきはピート感 煙
フィニッシュ:鼻抜けは時間がたつごとにすばらしくなっていく 南国の風は待てども来ない 舌の上刺激 上あご執着
全体的に好感触で、麦感しっかりのボウモアだった。
マスターからもうかがうことができたが、やはりボウモアはピート感がはっきりしていたほうがいいし、私もそのほうが他の(パヒューミー等の雑音が聞こえな
くていいのではないかと思う。
1993を出すまでもなく、明らかにボウモア(ラフロイグも著しい)は生まれ変わった。輪郭等々よりも全体的にゆるみがあってもおおらか。麦感とピート
感。
ボウモアに南国感を求めるのであれば、1993以降それを感じるものは少ないので、ぜひ期待にこたえてもらいたいところだが、今後ボウモアはボトラーズに
対して樽を売らない方針であると聞く。
それはすなわち世界的にボウモアの代名詞となった南国感をオフィシャルリリースにしっかり使っていく、それがないものはボトラーズに多少さばくということ
なのかもしれない。
今後のボウモアオフィシャルリリース、なんらかの記念、または限定ボトルには要注目だ。
#ボウモア