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マッカラン-グレンリベット 1911年 20y 

ラガヴーリン 1909

スペシャル

Brand: Macallan Glenlivet – 1911 – 20 years old
Bottlers: Distillery
Category: Whisky – Malt
Country: Speyside

Description: Special Reserve 1911 – Green glass – Tall bottle – Cream label printed in black – White capsule

 

1911年は日本では明治時代末期。帝国劇場が開場し、大逆事件(明治天皇暗殺未遂事件)の判決が下された年。

世界ではその4/5がヨーロッパ列強諸国の占領下に置かれ、列強諸国間では常に一触即発の状況下であった。

本ボトルはマッカラン・グレンリベットの1911年蒸留、20年熟成という当時としては長熟の1本。

時代背景からか、高級ボトルであるはずが以前の1900年のボトルに比べても、ごくごく地味なラベル。


マッカランは近年世界市場においてグレンフィディックについで2位の位置を固めており、各国の意欲的な需要の元、増産体制に拍車がかかっている。

かつての看板であった「ゴールデンプロミス種」の使用は年々減少しており、主にオプティック、ミンストロー、チャリオットを選択するようになった。

また、酵母もかつてのエール酵母・蒸留酒用酵母のMIXから、流行でもあるリキッド・イースト(液状イースト)を選択。

ポットスチルの初留釜は天然ガス直火、再留釜はスチームによる間接加熱を行っている。


以前から樽はスパニッシュオークのシェリー樽が有名であったが、現在のシングルモルト用の75%で(100%ではなくなった)ファーストフィルのドライオロロソ・シェリー・バットを使用しているという。

(材料:主に北スペイン ガリシア地方産  クーパレッジ:スペイン テバサ(THV)社)

 

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#歴史に残る名ボトル

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