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自己レス:Whiskyfun Serge氏のテイスティング方法論

*** 現在WHISKYLINKを中心に活動しております。***


昨日のSerge氏記事について、感想を書いておきたいと思います。
(Whiskylinkで行ったコメントの転記です)


私も今回のSerge氏記事には感銘を受けました。彼が具体的にどういう匿名の場で、非難にさらされていたのかはわからないのですが、こういう記事を外部に寄稿するにはそれなりの経緯が有ったのだろうなと推測しました。心中察するものがあります。

あえていうならば、従来彼のサイトでスコアリングが発表される際に、ベンチマークとなるウイスキーが一緒に記載されていた例はなく、もしそれがなされていたならば、もっと根拠付けとしては良かったのかも知れません。

とはいえ一般公開している以上、リファレンスやベンチマークも公開することは良いことだと思いますし、最近自分がWHISKYLINKでスコアリングを公開する場合には「ボトル買い」をしているものばかりなので、それも可能かなとも思います。

問題は現行「ラフロイグ10年」「マッカランファインオーク」をベンチマークとした場合、それらのボトルにどれだけの期待値を設定すべきなのか。。。というところに悩みが生じてしまうことです。

自分の場合、蒸溜所毎に期待する100点があったり、シェリー樽で期待する100点、60年代での100点、スペイサイドでの100点、シングルモルトウイスキーとしての100点満点があって、それとの満足度の差異で測っていたような気がします。

どういう方法がいいのか模索するいいきっかけになりました。

スコアを公開するときに、似たスタイルで、80点なり、85点、90点のボトルも一緒に書いたほうがいいのかな。。。実際比較に足る複数のボトルを公開することが、一貫性を保つために必要であることは、今回の記事でよく解りました。


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