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ウイスキーに携わる人々(12)

(スコットランド・スペイサイド地区)ウイスキーに関わって来た人々の話です。スコッチウイスキーへの情熱が伝わってきます。スコッチウイスキーが最高との思いが、伝わってきます。

スコットランドにある、蒸留が行われている四つの地方をもう一度見てみましょう。
このハイランドの境界線の下にあるのはローランドです。
この地方のモルト・ウイスキーは軽くて、魅了的で、優雅で、比較的に女性らしいです。
その上にあるのはハイランドです。
この広い地域のウイスキーは熟成するのに長い期間が必要で、重い感じがします。
しかし、この中でスペーサイド・バレーのウイスキーは精妙で優雅です。
これらのウイスキーは注目に値しますね。
そして、キャンベルタウンがあります。
この地方のウイスキーはとても複雑で、海の影響でちょっとした塩味があります。
最後にアイラがあります。
重くて、濃くがあって、フェノールぽくって辛さがあって、色んな特徴があります。
このように各地方はその味に貢献します。
ブレンダーというのはこの業界での一番洗練された人です。
そして文字通りにブレンダーの仕事はウイスキーをブレンドすることです。
今からブレンド・ウイスキーを作りますね。
ローランドとハイランドは既に入っています。
次はスペーサイド・バレーの精妙さをちょっと入れたいです。
スペーサイド地方にあるいくつかの素晴らしい蒸留所のものを入れますね。
ブレンディングというのは絵描きみたいです。
異なるウイスキーを混ぜること、またはそれぞれのウイスキーの量を調整する事で、色んな風味を作り出せます。
よし、これで最初の段階はOKです。
次はアイラにある素晴らしい蒸留所からのこの頑固なものを入れます。
ちょっとだけね。 これもちょっと入れます。
入れすぎではないか、ちょっとチェックしてみましょう。
ブレンダーはどうやって30、40、50種類のウイスキーを混ぜ合わせることで、いい風味を作るのでしょうか。
そして、一回だけではなく、ボトルごとにその風味の統一性はどうやって守るのでしょうか。
ブレンダーが持っ知識やセンスは実に素晴らしいです。
また、ブレンド・ウイスキーを飲む人はそのブレンダーの能力に対して感謝しないといけま
せん。

注 意 : この内容の無断使用は出来ません。

#スコットランド蒸留所、風景

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