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ウイスキーに携わる人々(10)

             

(スコットランド・スペイサイド地区)ウイスキーに関わって来た人々の話です。スコッチウイスキーへの情熱が伝わってきます。スコッチウイスキーが最高との思いが、伝わってきます。

樽へのこだわりが、伝わってきます。 年数をかけ徐々に進化して言っているように感じたれます。

おっしやるように500年間?、醸造や蒸留が行われてきたのに何のためにこれを教えるかという疑問が出てきますね。 これはスコッチ・ウイスキーの話ですよね。
商品自体はあまり変わらないのですが、原料は変わることもありますので商品の一貫性を確保するために原料に関する科学や技術をちやんと理解する必要があります。
このタンクから、メーターやフィリング・ヘッドを通して樽に送ります。 軟質木材の栓と布をここに入れて、倉庫へ運びます。そこで熟成するまで10、15、20年保管します。
樽の仕事を始めたのは1950年でした。 スコットランドでは、規定によりウイスキーを樽で少なくても3年間熟成させないといけません。
新しい樽を作る事は珍しいです。
蒸留所が最初に現れたのはおよそ200年ぐらい前でした。 それまでは、ウイスキーを保管せずにすぐ飲んでいました。 
樽で熟成させることが必要になった時、最初はシェリーの樽を使っていました。
ウイスキーを新しい樽に入れることはないのです。 ワインやシェリーの業界で既に使ったものをいつも使います。ラムやポートの樽を使うこともあるし、色んな方法があります。
同じ樽を60年間で4、5回ぐらい使います。
樽を空にした際に、樽職人は欠陥がないかチェックします。 良いところを残して、悪いところを取ります。 違う樽の部分を組み合わせることがあります。
樽の形にするのに昔から使われてきた道具を使うこともあります。
木材の種類に注意を払うようになったのはつい最近のことです。
昔はこだわらなかったのです。 このごろは、例えば、オザーク山地の北向きの傾斜地から収穫されたオークしか使わないとか、いろいろとこだわりがあります。
この細かいところへの配慮は良い事だと思います。

注 意 : この内容の無断使用は出来ません。

#スコットランド蒸留所、風景

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