肥土伊知郎
さんが作り出す、秩父蒸留所のシングルモルトが3年の時を経て、ついにボトリングされることになりました。今回ボトリングされた本数は、7400本ということで半分は海外向けとして発売されてすでに完売だそうです。
このことから、Ichiro’s Maltが世界から注目をされていることがよくわかります。
肥土さんの情熱の結晶がこの1本に入っていると思うと、大変に感慨深いものがありますね。
「バーボン樽熟成のモルト原酒」だけを選び31樽分ブレンドしました。
(2008年5月~7月の樽詰め原酒)
バーボン樽は、バーボンウイスキーの熟成に一回だけ使用した、
北米産のホワイトオーク材です。ウイスキーの熟成樽としては小さめで、
(約200L)、比較的熟成が早く進みます。
また、秩父は年間の温度差、昼夜の温度差が比較的大きいことから、
しっかりと熟成がすすみ、熟成年数が3年とは思えないほどのリッチで深い味わいの
ウイスキーを育むことが出来ました。シングルモルトウイスキーは蒸溜所ごとの個性を
楽しむのがその醍醐味の一つです。自然の味わいにこだわり、アルコール度数は
樽出し度数の61%、冷却ろ過や人工の着色は一切行っておりません。
日本のウイスキー業界に新登場の秩父蒸溜所のシングルモルトウイスキーを
存分にお楽しみください。