クロアーゼは、コニャック地方サン・メームにある。
同社は、創業者にナポレオンにまつわるエピソードがあり、1805年ナポレオン軍がオーストリア軍をアウステルリッツの戦場で打ち破り戦勝の余韻をかみ締めながらナポレオンが宿営地を見回ると、近衛歩兵第1連隊の狙撃手クロアーゼが、出納の酒を戦友に振舞っていた。
ナポレオンが尋ねたところ、それはクロアーゼ家自家製のブランデーであり、クロアーゼ家ではそれをナポレオンという名称をつけているといい、皇帝ナポレオンが飲んでみると思いのほかその酒が美酒だったため、「なるほど、まさしくわが名ナポレオンに恥じぬ優秀な酒だ」と賛辞を送り、その後クロアーゼ家がブランデー事業に乗り出すことを決心し、1805年を創業の年としたのだ。
という逸話のあるすばらしい味わいのこのコニャックが原料としている葡萄の産地はフォン・ボワ地区のものを使用している。
このクロアーゼ・ナポレオンは、同社の主力商品であり7年以上の原酒をブレンド技術を駆使して力強い味わいを身上としています。
このボトルは1980年代~1990年初頭あたりまで日本に流通していたボトルとなります。
状態もいいので、すばらしく香りがいいです。
#今宵を締めくくる最高の食後酒